１2　月　13　日　釣　果

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　剣崎沖では毎日のように嘘のようなうらやましい釣果が、釣果報告を飾っている．
束釣りなんて信じられない釣果が続いている．それに比べて平塚　江ノ島はよい人で３０位
ぼうずや２−３の人も多い．カワハギの肝に、魅せられてしまった私としては、どうしても
久里浜、久比里あたりから攻めたいと思った．
どうしても、一人で行く勇気が出ない．職場の同僚を誘ってどうにか計画が実行されようとした
その日の朝

「失敗１」船釣りに行くのに今まで寝坊などしたことがなかった私であるが．．．．
　　　　　４時半起床５時半に同僚宅に迎えに行く予定であった．
　　　　　ところが、目覚ましをふと見ると５時４０分であった．
　　　　　目の前が暗くなり、同僚にＴＥＬをする．
　　　　　同僚　　「そういうことも、たまにはありますね(^o^)」というやさしいお言葉に助けられる．
　　　　　ケンメリ「でも今日の計画どうしましょうか？」
　　　　　同僚　　「直接、別々に現地に行けば間に合うんじゃない！」
　　　　　ケンメリ「あ、その手があった」起きたての、ぼーっとした頭だったので冷静に考えられなかった．

　巳の助丸の出航時間は８時で十分間に合う．
７時過ぎ巳之助丸につくと、カワハギ用の船は２艘あった．
どの方も、黙々とアサリを剥いていた．我々は、むき身を８００円で一つずつ買い、乗り組んだ．

「失敗２」３時までの釣りで、剥き身１袋で足りるはずがなかった．
　　　　　平塚の庄三郎丸は冷凍あさりを大量に船に乗せていてなくなったら自分で取りに行くシステム．．．
　　　　　江ノ島ではなくなったら、１パック８００円で船長から買うシステム．．．
　　　　　場所によっていろいろ変わる．．．．．
　　　　　船の代金に剥いていないアサリの代金が入っていたらしい．．．
　　　　　ざるに１−２杯持ってきて剥いておけばよかったのだが、なくなったら船長に言って
　　　　　買えばいいやと思っていたが．．．
　　　　　ここでは、船内では購入できないシステム．．．
　　　　　自分で使う分だけ自分で剥いて持ってこなければいけないらしい
　　　　　途中で、餌がなくなることを心配したが、アオイソメを持っていったので
　　　　　一番下にアオイソメをつけての釣行となった．
　　　　　アオイソメも結構食う．
　　　　　次回行くときは、しっかりとアサリを剥かせていただくつもりである．

さて剣崎沖に出た．
いつもやっている水深は２０−３０ｍくらいであるが、ここはなんと、５０ｍ近辺
思わず、深けえ！！！なんと同僚は貸し竿を借りたのだが、リールが５０ｍ届かなかった
即座、船長のところに行き、リールを交換してもらったようである．
船上１２名ほどのリラックスした人数であった．先月は４０名だったもんな．．．

釣り方は軽いたたき釣り　誘い釣りがいいようだ．
私のいる側では、最初に私が１匹目をあげた．
これは幸先がいいぞ．．．なんて思っているうちに「失敗３」が訪れるのであった．．．
４匹目をあげた．同僚も初カワハギ釣りにもかかわらず、誘い釣りがうまく拾得されたようで
同じ４枚目をあげていた．若干、私より型がいい．．．

「失敗３」誘い釣り　たたき釣りに徹していればよかったのに
　　　　　いつも船長から「強いあわせはいけないよ」言われているにもかかわらず
　　　　　あげられなくなると、ヘラブナ釣りのように（浮きの引いた瞬間に強くあわせる？！？）
　　　　　（子供の頃、父親に釣れていってもらったヘラブナ釣り堀のイメージなのでヘラブナマニアの方
　　　　　間違っていたら気を悪くしないでください．大人になってから、ヘラブナ釣りをしたことはありません）
　　　　　竿先が動くと思いっきりあわせてしまう癖があるのです．
　　　　　江ノ島ではみんなが連れなくなった頃この釣り型で結構上げたので、
　　　　　どうしても釣れなくなると、強いあわせを入れてしまうのです．
　　　　　私の竿はカワハギ専用竿ではなく、キス、カワハギ、小物兼用の２０−３０号の竿
　　　　　今考えると、深場のカワハギ釣りで強いあわせには耐えられないと気がつく．
　　　　　５匹目を上げようと、強いあわせをすると、「ミシッ．．」鈍い音がしたようであった．
　　　　　そのときは、あまり気がつかなかった．
　　　　　しかししばらくして、穂先が微妙に曲がっているのみ気がついいた．
　　　　　それからは、穂先が気になり、あわせられずしばらく暇な時間を過ごした．
　　　　　暇な時間に飽きて、いいやあわせちゃえ、次の穂先の動きに思いっきりあわせてしまった．
　　　　　久しぶりに、「乗った！」次の瞬間穂先から１５ｃｍ位のところで折れ、穂先は仕掛けのある海底に
　　　　　向かった．顔から血が引いていく思いであった．．．．
　　　　　５匹目と折れた穂先は無事船上に引き上げたが．．．．竿がない！？！？
　　　　　まだ、４時間以上あるのにどうしよう．
　　　　　そうだ貸し竿だ！「すいません．穂先折っちゃったんですけど、貸し竿ありますか？」
　　　　　大磯　平塚　江ノ島　では　だいたい船に予備の竿を２−３本乗せてある．
　　　　　船長　　「ないよ！」
　　　　　ケンメリ「えっ、貸し竿ないんですか？」
　　　　　船長　　「竿１本しか持ってきてないの？折れたらどうするのよ．予備持ってくるのが常識だよ．
　　　　　　　　　　　もちろんリールも２個ね．」
　　　　　　私の常識に２本持っていくのは、キス釣りやハゼ釣りの時だけだと思っていたし、いつも貸し竿の
　　　　　　予備が乗っている釣り船にばかり乗っているので、そんな常識はなかった．．．．．
　　　　　　しょうがないので折れた穂先をはずし、太い先端を穂先にして釣ることにしようとした．
　　　　　船長　「しょうがねいな．．．俺のいい竿貸してやるよ．．．」
　　　　　深場専用　カワハギ専用竿　２１０ｃｍであった．

私の竿に比べて、穂先が敏感であたりがよくわかる．さすがに借りたよい竿で「強いあわせはできない」
微妙な穂先の変化があると、軽く聞き合わせしただけでうまく乗ってくる．
いい竿だ．やっぱり、カワハギ釣りには専用竿があった方がいいのだろうか．
竿も折ってしまったことなので、カワハギ竿買おう(^_^;)
船長に感謝です．．．．

午後になると、大きな引きを体験した．周りの人もびっくりしていた．
３３ｃｍウマズラはぎであった．よし、今日はこいつの刺身で肝をあえて生酒でいただこう．
釣果はだいたい同僚と同じで２０匹をちょいと越えたくらいで終わった．
でも、我々、釣果報告の２４−１１１に入っていないのは寂しい．
１１１釣ったのはもう一つの船の方の人であった．．．．．

全　　　　　魚	一番型の良かったウマズラハギ３３cm

オ　　ス	メ　　　ス