平成11年 7 月 9 日 釣 果

釣行レポートあり
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久々の釣り船に乗る.4月29日以降2ヶ月ちょっとぶりである.
横浜A提は確かに数時間でメバルが12匹連れた.
師匠にもまた誘われた.しかしつれなくても、無性に船に乗りたくなる.無性に....
あいにく潮が濁って昨日までと一変してアジのくいは悪くなっている.
それに北風が入って多少波が出る(海上だけで岸ではフラット)
波乗りはできない....
8:30から瀬の海で始めるがアジのアタリというものを感じない
船長さんが「海が悪いから置き竿ではだめだよ 竿は手に持ってください」と
放送を入れるが、その通りにするがなんと
12:30まで4時間あたりなし 他の人もよくて2−3匹
あじ釣りでボウズ????!!!???
信じられないがもしかしたらそうなるかもしれないと覚悟した.
あまりに引きがないので 引きを感じないので竿を置き竿にして
道糸だけ持って、手釣り感覚でしばらく挑戦する.
ところが誤って電動リールのボタンに触れてしまい
手に道糸を巻いているのにかまわず電動リールは道糸を巻き上げる.
指先が締め付けられる.いたい いたい
竿先も曲がる.  そしてついに BREAK OUT.
竿は見事に折れてしまった.気に入っていた竿なのだがこれでお別れ..
これで本当にボウズか....
見かねた船長さんが「これ使いな!」ビシ竿を貸してくれる.
180cmのビシ竿は今まで使っていた240cmの竿に比べて大変使いやすい

そしてちょうど12:30 水深93mで
やっとアタリがあった いつもは電動の低速で巻くのだが
貴重な1匹 93mすべて手で巻いた.
10mくらいで竿がかるくなった.ばらした?!?!?
目の前がまた真っ白になる.向こう側とのお祭りらしい...
どうにか向こう側でアジが上がってくれた.
どうにか1匹獲得 涙が流れた....
32cm級の大きなアジであった.
それからぽつぽつと釣れ
いきなり大きな引きがあった
途中で様子を見ながらのゆっくり手巻きで最後まで上げた
普段はサバを玉網ですくってもらうことなどほとんどないのであるが
40cm級のマサバの登場であった.すぐに船長さんが飛んできて
玉網ですくってくれ「デッケイ さば!!ほんとでっけいな」と船長さんが喜んでいた.
私はこれは絶対シメサバにしようと思い 以前アニサキス(平成9年5月)にやられたこと
を思い出しサバのえらを指で全部はらい、ナイフで内蔵を全部かき出した.
アニサキスは内蔵にいてサバがクーラーボックスにはいるとだんだんと身の部分に
上がっていくという.
そうなる前に内蔵は捨てる.40cm級の大きなサバだからよけいそうさせる.
どうにか上がるまでサバを含めて5匹が釣れて
あじ釣りだからこんな釣果は箸にも棒にもかからないどうしようもない
釣果だが ともかくボウズでなくてよかった.....
アジ2尾使い刺身とたたきと作り美味しく頂いた.

43cmのサバ 壊れたお気に入りの竿
船の向こう側に上がった32cmのあじ 美味しく頂く