ウルワツさんのことば

今回の Story はちょっとだけ手抜きします。
別にネタに困ったわけではないですが、私が書かなくても既に良い
お話を書いた方がおられます。ただ、書いた場所が別のＨＰのＢＢ
Ｓの中にでした。ＢＢＳの性質上このまま放っておけば埋もれて消
えてしまうのは時間の問題なわけで、私としましてはあえてこちら
のコーナーでご紹介しながら保存しようと考えました。
もちろん、ご本人には無承諾です。（笑）

長い間サーフィンしているといろんな事があります。辛い事、楽し
い事。気が付くと何時の間にか一人ぼっちになってることも．．．
僕らにとってサーフィンは唯のスポーツではありません。
僕らが一生懸命生きてきた潮路なのです。

これは大磯にある一つの潮路のお話しです。

-----------------------------------------------------------------------------------------------
大　磯　潮　路 「昔の波乗り仲間」　　　ケンメリサーフ

２５日の極度のオンショアの波では波乗りをしなかった
２６日に風がオフに変わった朝一がねらいだと思った
しかし、思いに反して、波はヒザに落ちた

１８号で期待の大六ポイントのブレイクは無かった

昔、Ｔｅａｍ　Ｔ．．ｓという仲間があった
私は、今もあるとは思っているが
そのメンバーで最近、波乗りをしたのは
ちゃーぼーとあつしである

昔の仲間が集まれば２５日の悪コンディションでも
みんなでリラックスサーフィンに興じていたことだろう

みんなそれぞれ特技を持っていた
『アンクルひー』は初代ボルトの板に乗りテイクオフが早かった
ワイプアウトの時両手を上げ「ウオー！！！」といって
飛び跳ねた．フランケンワイプアウトとみんな呼んでいた
『アブノーマルヨー』は、アップスーンが得意だった
それをみんなが「ピノキオ　アップスーン」と呼んだ
『みそやん』は、ホレホレの波で下が無くなったときつっこみを見せ
みんなを能面にさせた
『コーチャン』はみんながとめるのに１人で夢幻岬にパドルした
『ｏｇｇｙ』は「所詮波乗りは自己満足の世界」と言い続けた
『ｏｐｐａ』は、私が大磯で１人で波乗りをしているとさりげなく
海に入って来て「ケンメリ波　いーじゃん」と言って我々はローカルだ
といわんばかりに現れる
『ワイルドふーさん』は「海の中でしゃべってたらおしゃべりは喫茶店でやってくれ
だってよ」と腹を抱えて笑っていた

そんなみんなが波乗りをしているという話は最近耳にしない
もちろん、私のこのつぶやきも聞いてはいただけないでしょう．．．
みんなの特異なサーフライディングがみたいな．．．．

仲間の結婚式の贈り物はいつもサーフボードであった
フォームに夜な夜なみんな集まりクレヨンでお祝いの言葉を書き込む
私の家の居間には連れ合いと一緒になってから１２年間
みんなにいただいた板が飾ってある
これらの贈りの板については某サーフィン雑誌にも載った

------------------------------------------------------------------------------------------------

このページを保存してくださったワルワツさんのページは

PHILOSOPHY　OF　SURFING

でしたが、残念なことに今はありません．